不動産投資

なぜ不動産投資はやめとけ!と言われるのか?|その理由を解説!

 

  • 「不動産投資って怪しいよね?」
  • 「 やめといた方がいいよって言われるけど本当?」
  • 「 そもそも何でそんなに評判が悪いの?」

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

 

こんにちは。オオモリといいます!

最初に簡単に私の自己紹介を。

  • 30代のサラリーマン
  • 副業で武蔵小杉エリア限定で実需向け不動産仲介(フリーランスエージェント)
  • 資産形成、投資、不動産投資、キャリアなど自身の経験を元に情報発信始めました
  • テーマは「サラリーマン×副業&投資でQOLの最大化」

 

早速ですが皆さん、よく、「不動産投資?怪しいから絶対やめた方がいいよ」などの声を聞いたことはありませんか?

私も、なんとなくネットで出てきた情報にはネガティブなことが多く書かれているので、良い印象を持っていませんでした。

しかし私自身、サラリーマンとして働く中で、不動産投資会社さんをクライアントとして業務に従事し、その業界やサービス内容について深く知るようになったことで、以下の2つのことを理解することができました。

  1. 不動産投資はなぜそんなに「怪しい」「やめとけ」と言われるのか?
  2. ところで結局のところ不動産投資ってぶっちゃけどうなの?

この記事ではまず上記「1.不動産投資はなぜそんなに「怪しい」「やめとけ」と言われるのか?」について情報をまとめてみました。


 

 

目次

不動産投資ってそもそもなに?

 

そもそも不動産投資とはなんでしょうか?記事の本題ではないのでここでは超簡単に解説します。

 

種類は様々ありますが、代表的なものだと以下のようなものが挙げられます。

不動産投資の種類

  • ワンルームマンション投資
  • 一棟アパート投資
  • オフィスビル一棟投資
  • 土地活用  などなど

 

ざっくりいうと、不動産を購入し、その不動産を他人に賃貸として貸し出し、入居者から振り込まれる家賃収入でローンを返済していく、という商品です。

家賃収入とローン返済額の差額がインカムゲインとして毎月の収益になります。

また、ローンの残債がある程度減ったタイミングで売却すれば、現金化することもできる可能性があります。

 

ここで言う、ローンの残債は他人(入居者)が減らしてくれている状態になるため、不動産という大きな買い物をするようで、実は「少ない自己資金で大きな投資ができる」というのが不動産投資の最大のメリットであり魅力であると言われています。

(現金で購入したり大きくキャピタルゲインを狙うものもありますがここではサラリーマンの人がよくやる物をメインで取り扱います。)

 

商品性やメリット/リスクを正しく理解できれば投資商品としてはとても有効な手段になり得るのですが、巷には不動産投資に対するネガティブな印象がとても多いのが現状です。

 

不動産投資はなぜ怪しいとかやめとけと言われるのか?

果たして、不動産投資は怪しいのでしょうか?絶対にやめておいた方がいいのでしょうか?

答えは結論、、、「人による」です。笑

 

なんでもそうですよね、考え方や目指す資産や生活水準は十人十色なわけで、万人に対して正解・不正解というものはこの世に存在しないと思っています。

 

ではそもそもなぜ、「怪しい」とか「やめとけ」というようなネガティブな情報が多く出回っているのでしょうか?

てっきりリスクが高いからとか損をしやすいとか「商品的な問題」があるのだと思っていましたが、オオモリが思うにそれ以前の問題です。

それ以前というのは、業界への「イメージの悪さ」です。

イメージの悪さが、いつの間にか不動産投資という商品=悪、というような伝わり方をしてしまっていると感じています。

詳しく見ていきましょう!

 

<なぜやめとけと言われるのか?>

オオモリ的には、業界のイメージを悪くしている要因として、大きく以下の3点があると思います。

イメージを悪くする三大要因

  • ゴリゴリのプッシュ営業スタイル(押し売り)
  • 超アナログで顧客体験が悪い(わかりづらい、面倒)
  • 書類の改ざんなどによる無理なローン契約(不正融資)

 

一つずつ見ていきましょう。

 

ゴリゴリのプッシュ営業スタイル(押し売り)

不動産投資会社の多くは、いまだに「電話営業」「紹介営業」「街頭アンケート」をメインとして新規の顧客獲得をしている会社がほとんどです。(特にワンルームマンション投資業界)

 

<電話営業>

  • 名簿屋から個人情報のリストを購入し、上から順番にとにかく電話しまくる
  • 特定の会社の社用携帯の番号を入手し、下一桁の番号を順番に変えながら電話しまくる

 

この令和の時代にいまだにこのような手法で顧客開拓をしている会社が本当に多いんです。

しかもこれで実際に話を聞いて買ってしまう人がいるというのもまた恐ろしい。。。

個人情報保護法の改正もあり、リストの入手が困難になりつつあり、またメンタル的にもきつい仕事になるので離職率がとても高い傾向にあります。

 

<紹介営業>

  • 社員の知人や家族から友人などを紹介してもらう
  • 既存の顧客から家族、友人、会社の同僚などを紹介してもらう

 

これは保険の営業などでも一般的で、営業手法としては決して悪くないですが、そこで働く営業マンは徐々に紹介リストが枯渇してきてしまうためどうしても押し売りになってしまったり、また紹介をなかなか引き出せずに辞めていく社員も多く、電話営業同様に離職率が高い傾向にあります。

 

<街頭アンケート>

  • 駅で待ち合わせしている人などに「アンケート」という名目で声をかけて個人情報を入手し、後日連絡してマンションの提案をする

 

これも、業界的には割と一般的な営業手法としてやり続けている会社は多くあります。

特に、紹介人脈のない若手社員などが街頭に繰り出してやっている会社が多い印象です。

 

世の中では、各業界のいろんなサービスを顧客が自分でインターネットで検索して比較・検討して意思決定をするという流れが一般的になっていますが、不動産業界特に投資用のワンルームマンション業界ではいまだに上記のような営業手法が多く残っており、それに対して「ゴリゴリに営業されて怖い」や「押し売りされた」などのネガティブな印象を持つ人がとても多いのが現状です。

 

そして実際に押し売りに近い形で意思決定を迫るような業者が多いのも事実です。

 

超アナログで顧客体験が悪い(わかりづらい、面倒臭い)

次は、不動産業界特有のアナログな慣習です。

投資用に限らず、家を賃貸で借りる時に、いまだにFAXを使っていたり、申込書が手書きだったり、何回も同じ情報をいろんな書類に書かされたり、、、など手続きが複雑で面倒、という印象を持っていませんか?

 

これは不動産業界全般に言えることですが、もちろん不動産投資業界においても同様の課題があります。

 

自分が住む用の家については、「住み替えたい」というニーズがはっきりした状態で手続きが進むので、多少面倒と思っても顧客は目を瞑って手続きを進めてくれるケースがほとんどです。(それに甘えてアナログなままにしているのもどうかと思いますが。。。)

 

しかし投資用の場合最初から「どうしても買いたい」というニーズを持った人は少なく、あくまで資産形成や老後の備えの1手段に過ぎません。

そうなると、他にもNISAやiDecoや投資信託などいくらでも手軽に始めることができる手段が存在するにも関わらず、わざわざ面倒な手続きを進めてまで不動産投資をやりたいか?となるとやはり「よくわからないし面倒だからやめとけ」ということで「No」という回答が多くなってしまうのです。

 

書類の改ざんなどによる無理なローン契約(不正融資)

最後は一番問題かもれません。完全に違法行為です。

不動産投資は多くの場合、金融機関からローンを借り受けして投資します。

つまり、返済能力のある人でないとできない投資なのです。

そのため貸す側の金融機関は一定の条件を設けています。

不動産投資ローンを契約する条件(一例)

  • 年収が500万円以上あるか(契約する物件によってはもっと必要)
  • 現職での勤続年数が3年以上あるか
  • 勤務先企業が安定した企業か
  • その他の借り入れ(住宅ローンや自動車ローンなど)が多くないか

などです。

 

これらの条件によりいくらまでなら借りれるか?ということを金融機関が審査をし、通った人のみがローン契約を締結し、不動産の購入に至る、という流れです。

 

ところがここで悪徳の不動産業者や金融機関により、本来の収入だと返済能力的に審査が通らないはずの人に対して無理やりローン契約が通るように、源泉徴収票などの改ざんがなされた事例があるのです。

 

ニュースでも取り上げられていた有名なケースはスルガ銀行の不正融資問題ですね。

 

実際にはその人の収入に対しては大きすぎる借入金額で契約しているため、将来的にその購入した不動産が空室になって家賃収入が入ってこなくなった場合などにローンの返済ができなくなり、自己破産する、というような悲しい結末に繋がっていきます。

 

まとめ

 

不動産投資に対するネガティブな印象は主に以下の3つの原因がありました。

 

イメージを悪くする三大要因

  • ゴリゴリのプッシュ営業スタイル(押し売り)
  • 超アナログで顧客体験が悪い(わかりづらい、面倒)
  • 書類の改ざんなどによる無理なローン契約(不正融資)

 

このような現状から、業界へのイメージがとても悪く、「怪しい」や「やめとけ」という声が多く溢れている状況です。

 

最後に、

これまで解説してきた通り、不動産投資=悪だというのは、商品そのものに対する評判というよりも「業界のイメージ」に対しての評判が悪だったことが前提としてあることは理解いただけたのではないでしょうか?

このような背景・理由を大して知らずに「怪しい」とか、友達が言っていたから「やめといた方がいい」という風になっていませんか?

重要なのは、なぜ怪しいと言われているのか?その背景にはどういうことが起きているのか?を正しく理解した上で自分にできる商品なのか考え見極めることです。

 

そして不動産投資という商品自体は、上記を理解し業者選びを間違えなければ、とても良い商品になり得ます。

他人の言動だけに惑わされずに、正しい情報を自分で動いて取りに行き、自分の軸で判断できるようになると良いですね!

次回以降の記事では、イメージの話ではなく、オオモリ的な不動産投資という「商品」の特徴や、メリット・デメリット(リスク)について解説していきたいと思います。


 

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オオモリ

副業で収入UPを目指す30代会社員|2022年〜副業を開始|ビザスクスポットコンサルで月10万|フリーランス不動産エージェントとして家探しのサポートも実施中

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